脳卒中とは、脳内の血管がつまったり破れたりすることで起こる病気で、主に脳の血管がつまる「脳梗塞」、破れる「脳出血」や「くも膜下出血」があります。
脳内の梗塞・出血が生じた場所や大きさによって運動麻痺、感覚障害、意識障害などの症状の有無や程度が人それぞれ異なり、脳卒中後遺症として残存してしまう事例が多くみられます。
脳卒中によって手や足が上がりにくくなったと感じている方は少なくありません。
運動麻痺の影響によるものもありますが、ご自身の身体をどのように使っていけば良いのかわからないことが手や足の上がりにくい原因となっていることが多くみられます。

人が意図的に手や足を動かすには、
「ご自身の手や足を認識していること」
「心身ともにリラックスしていること」
が必要不可欠であり、2つの要素が揃って初めて手や足を効率的に動かすことができます。

つまり、感覚障害の影響によりご自身の手や足の存在を忘れてしまったり、それにより不安が大きかったりなどの様々な要因から効率の悪い動きにつながってしまいます。

改善方法および当院の強み

脳卒中後遺症の改善には、まず手や足に正しく感覚が入ることが重要であるため、当院では感覚を入れて、ご自身の手や足を認識することから始めます。
そうすることで不安が取り除かれ、心身ともにリラックスした状態となります。
2つの要素が揃った上で効率の良い動作を何度も反復することで、脳がその運動を学習して少しずつ動作の効率性や正確性の向上につながっていきます。

総合病院へ入職した当初から脳卒中後遺症に苦しむ多くの方々ととことん向き合い、患者様とともに改善を目指すなかで、試行錯誤した経験が今の私の基盤となっており、他の治療院が真似できない確かな技術をご提供いたします。